青森と言えば、夏の青森ねぶた、弘前のねぷた、五所川原の立佞武多が有名ですが、そのうちの青森ねぶたに廃棄コスメで作った染料で絵付けするプロジェクトが、たくさんのアーティストを巻き込んでスタートしました。南部裂織保存会も、その趣旨に賛同し、クラウドファンディングの返礼品の製作に参加させていただくことになりました。この廃棄コスメの染料でねぶたの使わなくなった衣装(浴衣)を染めて、その生地でスマホショルダーを製作させていただきます。裏地にはプロジェクトにかかわる京織物や琉球織りの布を使い、ボタンは沖縄に流れ着いた軽石(覚えていますか?)を使えるかも。この軽石では沖縄のガラス工芸家の方が廃棄ガラスに取り入れていい色を出されています。この軽石のボタンが実現すると嬉しいです。廃棄されてゴミになるものを活用して、美しいものを製作している方が、裂織以外にもこんなにたくさんおいでになることを知ることは嬉しいことです。