2019年3月20日 伊藤玲子さん(師範科)

(修了された感想は?)本科から数えて4年間かかって、終わりました。始めたころは最後までできるかなと思っていましたが、無事に修了できました。終って嬉しい気もするし、まだ終わりたくなかったという気もします。課題作品のお披露目が自分の誕生日の前の日だったので、いいお祝いになりました。
(師範科で楽しかったのは?)機を使わないで織ることでしょうか、アイヌのカラぺとか、外国のジャンティとか。織物って世界のどこでも一緒なんだなって、考えるのは一緒なんだなと思って、楽しかったです。昔ながらの和風の感じにも、洋風な感じにもできるんだなと思いました。
(難しかったのは?)高機の経糸のかけ方とか、大変だったけど、できてしまえば楽しかったです。
(4年間も頑張った裂織の魅力って、なんでしょうか?)一つとして同じもののができないこと。経てとヌキの組み合わせで、ちがうものができるのが面白かった。こんなに長く続けてやったものがなかったので、夢中になってできるものに出会って、よかったなぁと思います。
(これからどんなものを織っていきたいですか?)コートとか、お家で使えるマットとかも織ってみたいと思います。意外と家の中のもの、のれんとか、できていないので、そういうのができたらいいなぁって思います。(作品を楽しみにしています。)