2022年7月20日 秋田直子さん(師範科)

裂織との出会いは?高校生の頃に、おじが地機を集めていて、「やってみないか」と見せてもらったのが初めてでした。その後も裂織を見かけるたびに、私もやってみたいと思ってみましたが、仕事をしてたので退職してから始めることにしました。

裂織の魅力はどんなところ?出会いだよね。糸とヌキの出会い、教えて下さる先生との出会い、作品を使ってくれる方との出会い、裂織に関わる出会いですね。

これから講師になるためのお勉強をされるそうですね?自分が裂織をして楽しかったので、この楽しさをもっと多くの方に知ってほしいと思っています。誰にも使われず眠っている、織人がいない機や道具を、新しい職人さんへバトンタッチする仕事に携わりたいと思っています。機を織れる状態にして渡してあげたい。これから始めようとする人に・・・教えれる立場にならないとそれが出来ないかなぁと思いました。ここで、ゆみ子先生や、長畑先生から菅野先生のお話を聞いて、菅野先生の事も伝えらいいなぁと思います。

師範科の中で楽しかったのは?師範科の中で亀甲織りが楽しかったです。知らない織りをたくさん教えていただきました。だんだん原始の織りに戻り、機織りの原点と会えたような気がします。

先生方へ知識が豊かで深くて、裂織だけでなく南部の文化や歴史も教えていただき、いっぱい学ばせていただきました。ありがとうございました。