東京の服飾専門学校の生徒さんが裂織を使って卒業制作

白い裂き織りの生地を織ってほしいと服飾専門学校生の粂川紗那さんからご依頼があったのは昨年の暮れのことでした。卒業制作の作品のウエディングドレスに使用されるとのこと。なかなか白い裂き織り生地を織ることがないので、織り手はまずはお掃除をして、糸くずやごみが入らないように、気を付けて織り、1月お収めしました。そして、この3月に無事にファッションショーも終えたと写真を送っていただきました! 裂き織りはドレスの上のビスチェの部分と、スーツには襟、脇、袖の内側に使用されたとのことです。裂き織りは扱うのは難しかったけれど、形がうまくだせてよかったとのことです。アクセントのお花はつまみ細工でつくられたそう。伝統的な工芸品がウェディングドレスとスーツに使っていただけるのは大変嬉しいことです。興味がおありのかたはファッションショーもインスタグラムでご覧いただけます。お若い方々のファッションをお楽しみ下さい。https://www.instagram.com/tv/CpPGog2Al1r/?igshid=YmMyMTA2M2Y=