2002年12月16日の匠工房オープンから
2023年3月15日現在の体験者数10,001
創立50周年記念作品展・無料体験会 特設ページ

南部裂織(なんぶさきおり)

さきおりとは、布を裂いてよこいとにする、 はた織りのひとつの技法で、れを大切にする女の手仕事から生まれ、全国各地、外国にもありました。
江戸時代、雪国では綿の栽培は難しく、北前船で運ばれた木綿や古手木綿はとても貴重でした。布は大切に使われ、はぎれも粗末にせず、重ねて刺し子にしたり、最後には裂いて、ばたで、たていとに麻糸を張り、よこいとにこの裂いた布を織り込み、夜着、仕事着、帯、前かけ、炬燵がけなどを作りました。
今では、眠っている布にもう一度息吹を与える喜びを感じながら、暮らしに合ったものを工夫し、創作しています。

更新日記

お知らせ:最新情報

南部裂織保存会 創立50周年記念作品展・無料体験会「次世代へつなぐ」開催のお知らせ
日時:令和7年6月6~8日(金~日)10:00~17:00(最終日16:00:00まで)
場所:十和田市民文化センター 
 生涯学習室:作品展示「暮らしに創る喜びを、手作りの温もりをいつまでも」
 第一研修室:作品展示「受け継がれる伝統の技」
    無料体験 10:30 12:30 14:30(受付にて、先着順に要予約)
    南部裂織保存会の歩み、小中学生無料体験会の作品展示
  詳細は上のバナーから

南部裂織保存会 創立50周年記念セールのお知らせ
 場所:
道の駅とわだぴあ 「南部裂織の里」匠工房
 期間:作品展開催の期間中
 記念のA4サイズで容量が大きいトートバッグ兼ショルダー2wayバッグの予約販売 詳細は後ほど公開予定。また、記念セールの内容についても、追ってお知らせ致します。作品展をご覧になった後、広々とした機場に70台の機が並ぶ、南部裂織保存会の活動拠点をご見学になり、おくつろぎ下さい。

■南部裂織保存会創立50周年記念 伝統工芸を未来に受け継いでいただくための活動、「小中学生無料体験」を昨年9月から今年3月まで実施し、たくさんの小中学生の皆さんに南部裂織を体験していただきました。こちらで織って頂いた作品と体験時の写真を、50周年記念作品展で展示いたします。小中学生の力作をお楽しみになさって下さい。

GWの5月5日(月)6日(火)は開館致します。
6月6日~8日(金~日)は十和田文化センターでの50周年作品展・無料体験会のため、また、6月5日(木)は準備のため、
匠工房では体験は行いませんので、ご理解のほどお願い致します。 尚、匠工房は通常通り、開館致します。

■BAMS EYE on Aomori 1月23日~2月19日の新宿店での展示にはたくさんの方にお越しいただきまして、ありがとうございました。2日間にわたり、店頭にたたせていただきしたが、青森出身のお客様も多く、お力をいただきました。今後とも応援のほどお願いいたます。

南部裂織保存会の活動紹介と地機による南部裂織の工程を紹介する動画をちらでご覧いただけます。また総務大臣賞をいただいた折りに製作していただいた「手づくりの温もりをいつまでも 南部裂織保存会」の動画はこちらからどうぞ。

体験メニューのリニューアル。ご自分の思い出の浴衣などの布(綿)をお持ちいただいて織っていただけるコースができました。みんなでリサイクルから一歩進んでいい作品を作ってアップサイクルしましょう。詳細は体験のすすめをご覧ください。当HPの体験申し込みページまたはお電話で、ご予約下さい。2人以下の場合もお待たせしなくても済むように、事前にご予約下さい。 

匠工房の休館日は月曜日です。月曜が祭日の場合は翌火曜日となります。開館時間10:00~16:00

■「南部裂織  official shop」にて南部裂織製品をお求めいただけます。どうかご利用下さい。プレゼント用には、ラッピングをサービス致します。

■匠工房にて裂織製品3,000円以上お求めの方に布で作ったエコバッグをプレゼント!

裂織の製品は基本的に一点ものですので、オーダーメイドも承ります。炬燵掛けや小座布団、帯、バッグ、コートなど、ご希望の色合いにお作りいたします。また、お手持ちの思い出の着物などを使ったオーダーメイドも承ります。詳しくはオーダーメイドのおすすめをご覧下さい。 

無印良品のネットショッピングサイト「諸国良品」で南部裂織製品(ポーチ、ネックストラップ、ブックカバー、マット)を販売中です。

十和田市のふるさと納税に商品を提供させていただいております。詳細はhttps://www.satofull.jp/をご覧ください。

大切な思い出の着物や、形見の古い着物など、捨てるには勿体なくて、何とか活用して欲しいと思っている方、当保存会でリサイクルし、使わせていただきます。最近、コロナ禍のためか、片付けをされ、着物を寄付してくださる方が増えたため、申し訳ございませんが、着払いでの寄付はお受けできなくなっております。それでも、よろしければ、お電話若しくは、メールでご連絡の上、左記住所へ、お送り下さい。

今月の体験風景から

  • 卓上織りをしてますが、全然違うと感じました。また来年も来たいと思いました。やはりプロのお仕事ですね‼皆さんも温かく本当にありがとうございました。出来上がりはまぁまぁですね下手ですね‼(笑)

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  • クリステンセンさん: ちょっとむずかしかったですが、本当に楽しみました。なんぶさきおりがきれいだと思います。とても楽しかったです!ありがとうございます! Virginieさん: 日本に来たときからいつも、おりものをしたか […]

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  • 🌸結子さん:最初はかんたんそうだと思っていたけど、やっていくうちに、なれていって、さくさくとできました。とちゅうで、足がいたくなったり、手が痛くなったりしたけど、最後までがんばることができました。自分ではじまんできるくら […]

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織人(おりんど)

  • きっかけは? 去年の6月に入会しました。最初は母の着物を整理していて、裂織ってあると知って何かを作ってもらおうと思って工房を訪ねたら、自分で織ることになりました。どこで気持ちが変わった? 相談してお話していくうちに、機織 […]

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  • 入会のきっかけは 元々、大学の卒論で裂織をテーマにしてて。なかなかテーマが決まらなくて、地元の民族系のを探してて裂織いいなと。 本科で面白かったのは 模様が綺麗にできた時。矢羽根とか しあわせ袋はイメージ通りにできて嬉し […]

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  • 入会のきっかけは? お友達がやられてたのがきっかっけです 面白かったことは? 整経です。綺麗な色やグラデーションにひかれました。 物づくりは以前からやられてましたか? やったことなかった。グラデーションとか一から考えると […]

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