2023年3月15日 1万人目の体験者 中川原景子さんと大館葵さん

2002年12月16日に道の駅とわだに「南部裂織の里」匠工房が、十和田市の体験施設としてオープンして以来、本日一万人目の体験者をお迎え致しました。八戸市の中川原景子さんと大館葵さんのお二人です。匠工房の体験指導を行ってきた多くの会員の拍手喝采の中、入館されてびっくりされて、緊張の面持ちのお二人。小林会長から記念品のクッションを、伝統工芸士の澤頭からは記念の花束の贈呈を受け、記念撮影やプレスのインタビューの後、いよいよ体験を開始。それぞれに好きな経糸の色がかかった地機(じばた)を選び、それに合う裂いた布(ヌキ)を選んでから、機の動かし方を教わります。一段一段丁寧に織られて、初めての裂き織り体験が終了。終わられて感想を伺いました。
中川原景子さん:一万人目になってびっくりでした。モノづくりに興味があるので、とっても楽しかったです。ただ、不器用なので、最後までできるかとても不安だった。こういうのを最後までやったのは初めてではなないかしら。先生が一人一人ついて教えていただいたので安心でした。また来たいです。
大舘葵さん:超楽しかったです!最初は工程が難しかったけれど、だんだん楽にできるようになって、楽しかったあ。先生がまたほめ上手でした。最初はどんなふうになるのか、イメージが湧きませんでしたが、織ってみると素敵でした。初めての体験でしたが、伝統工芸がどんなふうにできるのかわかりました。
中川原さんはスマホを布にひだひだをつけてミシンで縫って、紐にされて、スマホのストラップにして身に着けていらして、グッドアイディア。みんなのSDGsの参考になりますね。4月から体験はリニューアルされて、ご自分の布を持ってきて織ることができるようになります。ぜひまた遊びにおいで下さい。